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30話、その前に - 2009.10.30 Fri

イシュヴァールって何でしょう?
アメストリス全体にとっては、東部で起きた(起こした)内乱の一つでしかありません。けれど鋼の主要キャラクター達が主に東部出身者であることもあってかそれぞれが何かしらその影響下にあります。
内乱の結末が殲滅戦であった・・・ということも影響の大きさの一つの要因だと思います。
殲滅戦に参加した軍部の人間。国家錬金術師。人体実験。焼死体。賢者の石。虐殺されたイシュヴァール人。生き残ったイシュヴァール人。戦死した名もなき人々。戦場の医師。
当時大人であり、直接その惨劇に遭遇した人たちと、間接的にその影響を受けた子供たち。

原作でコミックス丸々一冊使って描かれたこの内乱を鋼FAはどう描いていくんでしょうか?
いよいよ次回。

最近「いよいよ」とか「ついに」とかばっかりですね(笑)
遠くの背中もそうだし、扉の向こうのアルや、グリリン誕生や・・・。この辺は山場だらけです・・・。

今まで鋼FAで書かれたイシュヴァールを、おさらいのつもりで書きだしてみましたが・・・・何か書いてるうちに鬱々としてしまいました(苦笑)
全部きちんと見直したわけではないので見落としもあるかも知れません。
五話でちょっと気になるシーンがあったので長くなってます。




第一話
アイザック・マクドゥーガル
殲滅戦で活躍。戦後国家錬金術師資格返上し反体制運動に加担。
イシュヴァールで軍が、ブラッドレイが、何をさせたのか?アイザックが地獄だというイシュヴァールでの出来事とは。

第四話
アームストロング少佐とヒューズ中佐の話
内戦以来、軍の狗、人間兵器である国家錬金術師に恨みをもつものは多い。

第五話
スカーがイシュヴァール人とわかる。そして初めて具体的にイシュヴァール内戦が語られる。
13年前軍将校の誤射によるイシュヴァール人殺害をきっかけに内戦勃発。国家錬金術師を投入した殲滅戦が行われた。撃ち殺された子供の映像。

ここでのエドの反応ですが、大佐がスカーの復讐の正当性を説いても「くだらねえ!」と一喝しています。エドにとってこの時点でのイシュヴァールはまだどこか他人事です。解ったような事を言ってはいても、全然わかっていない。
この時、周りの大人は皆、うつむき加減です。ここにいる大人は皆、あの戦いの悲惨さを知っていて殲滅戦に疑問を持っています。自分たちの責任も感じています。スカーの復讐心が自分たちに向かっていてそれが正当だということをわかっているから、だからエドのように「くだらねえ」とは言えないし、「くだらねえ」といったエドにも何も言えない。
そんな中で中尉の視線だけがまっすぐに大佐に向いています。大佐がイシュヴァールで何をして何を感じ、変わったのか一番知っているのは彼女だからでしょう。
スカーの復讐が正当なものだとわかっていても、向かってくる相手に立ち向かわない訳にはいかない。だから次に会った時には潰す。自分たちが汚した手を知った上での決意と、取れます。
原作にはなかったこのちょっとした場面があるから、鋼FAの30話イシュヴァール殲滅戦がどのように描かれるのか凄く気になります。

第六話
マルコー医師が語る。
あの内乱の後、人間兵器であることに耐えられず国家資格返上した術師が多いということ。
血まみれのイシュヴァール人死体の山。
ピナコとアームストロング少佐の会話。
ウィンリィの両親は内乱で死亡したと。
少佐の口から、酷い戦いだったと。

第九話
スカーの回想
「この地区の殲滅を担当する国家錬金術師です」というキンブリーの映像。
イシュヴァール人の生き残りはスラムのような場所で生活している。

第十話
マスタング大佐の回想。ヒューズとマスタングの約束。
戦闘シーンではイシュヴァール人に次々と殺される軍人の映像。
この戦いをきっかけに大佐は鼠の頂点に立とうと決意したということ。
しかし、具体的に何があって何がきっかけだったかは語られていない。

第二十一話
ノックス先生の話。
お前が焼いて俺が解剖・・・。イシュヴァールは巨大な実験場だった。

第二十二話
ウィンリィに銃口を向けられたスカーの回想。
錬金術と錬丹術を研究していたスカーの兄。青い目のアメストリス軍人が次々とイシュヴァール人を殺してゆく。
破壊と殺戮を繰り返す国歌錬金術師。キンブリー。兄の腕。
ロックベル夫妻。
街も人も、全てを失ったスカー。

第二十五話
内乱のきっかけとなった軍将校の誤射はエンヴィーの仕業。つまり内乱そのものをホムンクルスが計画的に起こしたということ。

第二十九話
アームストロング少佐の回想。
殲滅戦に耐えられず、戦線離脱する少佐。
スカーに、自分はイシュヴァールで殲滅戦に加担した錬金術師だと告白するマルコー医師。


五話では内乱について深く考えることの無かったエドが、あらためて中尉にイシュヴァールを問いかける。
復讐することだけを生きがいにしてきたスカーがあらためて内乱の真実を知ろうとマルコーを問い詰める。
そこにいた大人たちが何を体験して何を考えどうしようと思ったのかが明らかになる。

そんなイシュヴァール殲滅戦は次回。

いや、あまり期待しすぎると酷い目にあうかもしれませんけどね(苦笑)

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